天井反射板後方格納方式
天井反射板をアクティングエリア(舞台演出空間)の外側に格納することで、フライズ(上部空間)の高さを抑えることが可能です。この方式では、天井反射板が、走行機構によって正面反射板よりも更に舞台後方へ走行し、昇降機構を用いて舞台後方のフライズに格納されます。
天井・正面反射板後方格納方式
天井反射板および正面反射板をアクティングエリア(舞台演出空間)内に格納しないことで、吊物設備の配置に対する影響を軽減します。この方式では、両反射板は一体型または分割型として構成され、走行・昇降機構を用いて舞台後方のフライズに格納されます。
天井・正面・側面反射板一体格納方式
一般的には舞台袖のフライズに格納されている側面反射板を、舞台後方のフライズに集約して格納することで、アクティングエリアだけでなく、側舞台のフライズ空間も有効に活用できます。この方式では、正面反射板に天井反射板および側面反射板のフレームを一体化し、走行・昇降機構を用いて舞台後方のフライズに格納します。