動きを自在にカスタマイズ
当社では、長年にわたり培ってきた多様な技術とノウハウを融合させることで、
昇降・回転・走行・開閉・変角など、あらゆる「動き」に対応した特殊機構を自在に設計・製作しています。
お客様のニーズに合わせて、既存の枠にとらわれない自由な発想でカスタマイズを行い、唯一無二の製品を開発・納入いたします。
国技館
(大相撲屋形昇降装置)
国技館では、大相撲本場所の開催時に、土俵と屋形(やかた)を設置し、格式ある伝統的な相撲の舞台を演出しています。この屋形は、天井から吊り下げられる構造で、専用の昇降装置によって自在に昇降が可能です。
一方で、ボクシングやプロレス、バレーボール、コンサート、式典など、さまざまなイベントが開催される際には、土俵と屋形を安全かつ効率的に収納し、フラットなアリーナ空間としてご利用いただけます。
このように、国技館は伝統文化の継承と現代的な多目的利用の両立を実現しており、訪れるすべての方にとって快適で機能的な空間を提供しています。
人型と車型に変形する
乗用人型変形ロボット~SR-01~
当社は、人型と車型に変形するパフォーマンスが可能な乗用人型変形ロボット「SR-01」の開発を完了しました。
SR-01は、2足歩行で移動可能な人型(ロボットモード)と、車輪走行で移動可能な車型(ビークルモード)に変形できる高さ約4メートルの大型ロボットです。
SR-01は、乗用人型ロボットの試作機「J-deite RIDE」(2018年4月26日のプレスリリースで発表)を進化させ、ショーやイベントなどでの使用を想定し、変形時間の短縮や安全面・操作面での改良、デザインの変更などを行いました。
今後、展示会への出展などを皮切りに、ショーやイベント、アミューズメント施設向けの機体レンタルやセールス活動を進めていく予定です。
ロボット技術を活用した
4足歩行型ライド「SR-02」
SR-02は、2022年2月28日公表の2名以上が搭乗可能な世界初(※)の4足歩行型ライドに改良を重ねたもので、4名が搭乗した状態での歩行ができる、全長約3.6メートル、全幅約2.0メートル、高さ約2.1メートルのライドです。(※当社調べ)
今後、展示会やイベント、アミューズメント施設において、機体のレンタル等を進めていく予定です。
国内初のボーディングブリッジに
併設されたエレベーターの納入
国内初のボーディングブリッジ(フェリーとフェリーターミナルを結ぶ搭乗橋)に併設されたエレベーターが、北海道苫小牧西港フェリーターミナルに設置されました。当社は、川崎重工業製のボーディングブリッジ内に、従来にない特殊構造のエレベーターを納入いたしました。潮の満ち引きなどの影響でフェリーの乗船口に合わせて昇降路が上下する、特殊な構造となっています。エレベーターを設置することでバリアフリー化が進み、利便性が格段に向上しました。今後も、皆様の「安全で快適な暮らし」を支えるため、社会に貢献してまいります。