入社のきっかけ
“人を喜ばせる機械を作りたい”その想いが導いた
物心がついた頃から乗り物が好きで、自然と機械に興味を持つようになりました。高校では機械工学科を専攻し、機械加工や溶接などを学ぶ中で、モノづくりの楽しさを実感しました。将来は、機械を扱うモノづくりを通して多くの人に喜んでもらえる仕事がしたいと思っていたところ、先生の紹介で当社を知りました。遊戯機械や舞台機構をはじめ、当社が手がける製品はどれも人々に喜んでいただけるものであり、工場見学で真剣に仕事に取り組む先輩社員がとても印象的で、「自分もここで働きたい」と強く思い、入社を決意しました。
仕事内容
電流ひとつで品質が変わる 緻密な調整が命
私は製缶工程で、部品の溶接作業を担当しています。チームは7名体制で、前工程のメンバーが金属板を必要な形に切断し曲げた後、私がその部品を溶接して接合します。金属を溶かす電流が強すぎると穴が開いてしまい、逆に弱すぎると溶け込みが浅くなって、しっかり接合できず強度が落ちてしまいます。また、溶接後に金属に変形が生じることもあるため、材料の種類や厚さ、形状に応じて、電流や電圧を細かく調整し、溶接の順番や方法を工夫しながら、丁寧な作業を心がけています。
仕事のやりがい
品質が安全を守る 溶接にかける想い
金属板の状態から部品の形に仕上げていく過程には、自分の手でモノをつくっているという実感があり、楽しさを感じています。当社の製品は人を乗せて動かすものなので、溶接には高い強度と精度が求められます。金属をつなげるという一見単純に見える作業ですが、正確性が求められ、品質が安全性に直結する重要な工程です。これまで様々な部品の溶接を経験してきましたが、新しい作業に挑戦し、より高品質な溶接ができたときは、自分の成長を実感でき、大きなやりがいを感じます。
今後の目標
学びを力に、より高い品質を目指して
今後は、溶接に関する資格を取得し、スキルアップを図っていきたいと考えています。専門知識や新しい技術を身につけることで、より高い品質で仕上げることができるようになり、幅広い業務に対応できるようになります。その結果、チームからの信頼も高まると感じています。溶接する材料や作業内容に応じてさまざまな溶接方法があるため、日々スキルを磨き、より高いレベルで作業ができるよう励みたいと思います。
私の思う 三精テクノロジーズ
挑戦を支える制度と風土が、成長を後押しする
当社には、資格取得奨励制度があり、対象となる資格を取得すると報奨金が支給されるなど、スキルアップに積極的に取り組める環境が整っています。私は、何事にも積極的にチャレンジする姿勢を大切にしており、過去の失敗を恐れずに挑戦することが自身の成長につながると考えています。挑戦を後押ししてくれる風土が当社にはあり、それが自身のモチベーション向上にも繋がっています。