入社のきっかけ
“楽しい思い出を届けたい”という夢を胸に
子供のころ、家族旅行といえば、いつも遊園地でした。そこでの思い出はかけがえのないものであり、いつの頃からか、「この楽しい思い出を提供する側の仕事がしたい」と考えるようになりました。遊園地やテーマパークの遊戯機械メーカーである三精テクノロジーズであれば、自身が設計したアトラクションで人々が楽しむ姿や喜びの声に触れることができ、またそれが設計者としてのやりがいにつながると考え、入社を決意しました。
仕事内容
海外での挑戦が、視野とスキルを広げた
私は遊戯機械の機械設計を担当しています。日本で4年間勤務した後、海外トレイニー制度によりグループ会社であるオランダのVekoma Rides社に出向しました。出向先では現地のエンジニアと、主力製品であるローラーコースターの車両設計に携わりました。文化や言葉の違いもあり、日本にいた時のようにスムーズに進まず苦労することもありましたが、その分、新しい考え方や仕事へのアプローチを学ぶことができ、自身のスキル向上につながったと実感しています。現在はトレイニー期間を終え、日本で勤務していますが、日々の設計業務の中で、これらの経験を通じて大きく成長できたことを実感しています。
仕事のやりがい
多くの笑顔を生む製品に携わる誇り
自身が手がけた製品が多くの人々に愛され、笑顔を生み出していると実感できることに、大きなやりがいと誇りを感じています。遊戯機械の機械設計者は、製品の基本設計から詳細設計、試作品のテスト、据付工事、そしてお客様への引き渡しまで、一貫してプロジェクトに携わります。プロジェクトの規模によっては完成までに1~5年ほどかかることもありますが、その分、完成した時の達成感と感動は格別です。入社後初めて携わったプロジェクトが無事に完了し、テレビなどで紹介された時には、自身の仕事が社会に貢献していることを実感し、設計者としての誇りが一層高まりました。これらのアトラクションが長い年月にわたって安全に、そして多くの人々に楽しんでもらえる存在となることを願いながら、日々の業務に取り組んでいます。
今後の目標
海外で得た知識を、チームの力に
帰任後は、Vekoma Rides社で学んだ遊戯機械の設計に関する新しい技術や知識をチームのメンバーと共有し、業務に取り入れていきたいと考えています。それによって、チーム全体のスキルアップに貢献し、より高品質で魅力的なアトラクションづくりを目指したいと考えています。2年間の海外出向で得た貴重な経験を活かし、今後もより多くの人々に笑顔や感動を届けられるよう、設計者として挑戦を続けていきたいと思います。
私の思う 三精テクノロジーズ
若手が挑戦できる、風通しの良い環境
当社には、「個々の成長が会社全体の成長につながる」という考え方があります。若手社員が新しいことに挑戦する機会が多く、また若手社員の意見が反映されやすい、風通しの良い環境が整っています。部内で定期的に行われている勉強会では、最新の技術や市場動向について学ぶことができます。従業員数は約350名と決して大きな会社ではありませんが、その分、社員同士のつながりが強く、従業員一人ひとりが会社の一翼を担っているという実感を持てる、働き甲斐のある職場だと思います。